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この度、会員の皆様からのご推薦により、第36回日本受精着床学会総会・学術講演会を主催させていただくことになり、大変光栄に存じます。
会期は2018年7月26日(木)・27日(金)、会場は幕張メッセ国際会議場(千葉市美浜区)にて開催することにしています。現在開催に向けて鋭意準備を進めています。
今回のメインテーマは、「生殖医療と社会の調和:子を望むカップルとともに」といたしました。急速に進歩する生殖補助医療により、子を望む多くのカップルがその恩恵を受けられるようになりました。これはカップルの希望に添ったものであると同時に、生まれてくる子の将来も見据えつつ、倫理的にも社会に受け入れられるものである必要があります。また、生殖医療の進歩は、「何歳まで治療を続けたらよいのか?」というあらたな課題も生み出しています。カウンセリングなどによる心の支援も含め、生殖医療の現状を正しく理解してもらい、カップルと一緒に「やめどき」を考える必要もあります。生殖補助医療で生まれた子供たちが生殖年齢を迎え、次世代への影響についても考える時期にさしかかっています。これらを科学的に論じていくことは容易ではありませんが、本学術講演会の開催を通じて、本会の目的である「受精ならびに着床に関する研究を推進して、生殖の発展に寄与し、人類の幸福に貢献する。」の達成に向けて貢献できればと考えています。
夏本番での開催となり、ご旅行などの計画もされていらっしゃることと思いますが、ご演題を多数ご応募いただければ嬉しく思います。金曜日が最終日となることや、東京ディスニーリゾートへのアクセスもよいことから、勉強以外でもお楽しみいただけると思います。1人でも多くの皆様にご参加いただけますよう教室員一同心よりお待ちしておりますとともに、会場でのご講演や活発な討議を楽しみにしております。
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第36回日本受精着床学会総会・学術講演会
会長 市川智彦(千葉大学大学院医学研究院 泌尿器科学教授) |
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